エアコンプレッサーのモーターとは?故障する原因は?

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2024/10/18

エアコンプレッサーのモーターとは?故障する原因は?

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エアコンプレッサーのモーターは、エアコンプレッサーを運転させるための基幹部品の1つです。

 

今回はエアコンプレッサーのモーターとはどのようなものか?モーターが故障する原因などについて詳しく解説していきます。

 

 

エアコンプレッサーのモーターの役割

エアコンプレッサーのモーターの役割

 

エアコンプレッサーにおけるモーターは、エアコンプレッサーのすべての機能を支える根幹を成しています。言い換えると、モーターがなければエアコンプレッサーは一切動作しないのです。エアコンプレッサーのモーターは以下のような役割を担っています。

 

●電気エネルギーを機械的エネルギーへ変換する:エアコンプレッサーは電源に接続することによって運転する仕組みになっています。そのため、エアコンプレッサーが正しく動作するためには、電源から確保した電気エネルギーを圧縮空気を生み出すための機械的エネルギーに変換する必要があるのです。この電気エネルギーを機械エネルギーに変換させているのがモーターです。

 

●空気を圧縮する:電気エネルギーから変換された機械エネルギーは、空気を圧縮する力として使われます。たとえばレシプロ式コンプレッサーでは、機械エネルギーによってピストンを上下運動させることで圧縮空気が作り出されています。圧縮された空気は、エアツールなどさまざまな工具や機械の動力源となり、幅広い産業で利用されているのです。圧縮空気を使って行われる塗装作業、機械のクリーニング作業などもすべてモーターの力によって実現できているのです。

 

 

エアコンプレッサーのモーターが故障するとどうなる?

エアコンプレッサーのモーターが故障するとどうなる?

 

モーターはエアコンプレッサーの動力源であるため、故障するとさまざまな影響が出てしまいます。ここでは、モーターが故障することによって起こり得ることを以下の観点でまとめてみました。

 

●作業上の問題
●安全上の問題
●経済的な問題

 

 

作業上の問題

作業上の問題としては、たとえば以下2つのことが挙げられます。

 

●エアツールが使えなくなる:エアで駆動するドリルやエアレンチなど、エアコンプレッサーを必要とする工具類はすべて停止します。これにより、建設現場や工場などでの作業が中断され、作業効率が著しく低下します。

 

●塗装作業が中断する:エアスプレーガンが動かなくなるため、自動車や家具の塗装作業ができなくなります。

 

 

安全上の問題

モーターの故障の仕方によっては、安全上問題になる可能性があります。たとえば、モーターが焼損してしまっていると、焦げ臭い匂いが充満したり、過熱による火災のリスクを伴ったりします。これらは、作業場の安全を脅かす重大な問題といえるでしょう。

 

 

経済的な問題

経済的な問題としては、たとえば以下2つのことが挙げられます。

 

●修理や交換のコスト:モーターの故障によって、修理や交換が必要になることがあります。修理・交換には高額な費用がかかるケースもあり、作業場にとっては経済的な打撃となり得ます。

 

●作業の遅延による損失:作業の停止や遅延は、お客様と約束した納期への遅れを引き起こしたり、信頼性を低下させたりといた経済的な損失を招くことがあります。

 

 

エアコンプレッサーのモーターが故障する原因

エアコンプレッサーのモーターが故障する原因

 

エアコンプレッサーのモーター故障にはさまざまな原因が考えられます。故障の主な原因として、以下3つのことが考えられます。

 

●電気的な原因
●メンテナンス上の原因
●環境的な原因

 

 

電気的な原因

電気的な原因としては、以下3つのことが挙げられます。

 

●過電流:モーターに流れる電流が許容値を超えると、過熱や部品の損傷を引き起こします。これは、配線の不備や外部からの短絡などが原因で起こります。

 

●異常電圧:電圧が高すぎる、または低すぎる場合にも、モーターは正常に動作しません。不安定な電圧は、モーターの焼損や性能低下を引き起こします。

 

●高頻度の発停:モーターの起動と停止を繰り返す頻度が高いと、過度の熱が発生し、寿命を縮める原因となります。

 

 

メンテナンス上の原因

メンテナンスの原因としては、以下2つのことが挙げられます。

 

●定期的な点検の不足:モーターの定期的な点検や清掃が行われないと、問題となる予兆が検知されずに故障にいたる可能性が高まります。

 

●適切な潤滑の不足:モーターの部品や駆動部品に適切な潤滑が行われないと、摩擦による過熱や損傷が起こります。

 

 

環境的な原因

環境的な原因としては、以下2つのことが挙げられます。

 

●ホコリやチリの蓄積:モーターまわりや内部にホコリやチリが溜まると、冷却効率が低下し、熱がこもりやすくなります。これが原因でモーターが焼損することがあります。

 

●極端な温度や湿度:極端に高いまたは低い温度は、モーターの材料に影響を及ぼし、機能不全に陥る可能性があります。また、高湿度の環境はモーターの絶縁体に悪影響を与え、ショートや故障の原因になり得ます。

 

 

モーターを修理する際の注意点

モーターを修理する際の注意点

 

モーターを修理する際には、いくつかの注意点があります。

 

1つめは、故障の原因を正確に特定することです。故障の原因によっては、モーターだけの交換にとどまらず、他の部品の修理・交換が必要になる場合があるので、修理前に原因を特定するようにしましょう。

 

2つめは、修理する際には正しい部品を使用することです。不適切な部品を使用すると、さらなる故障の原因となりかねません。

 

3つめは、専門業者に修理をお願いすることです。モーターの修理を自分でやることは不可能ではありませんが、特に大型のコンプレッサーや複雑な構造を持つものの場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者であれば、適切な部品の選定や正確な修理が可能だからです。

 

 

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