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2022/10/12

【食品工場】におすすめのコンプレッサー

食品生産工程の攪拌作業、吹付作業、充填機、包装機の駆動源としてコンプレッサーは食品工場にとって必需品といえる設備です。

しかし、たくさんのメーカからさまざまな種類のコンプレッサーが発売されているので、どれを採用すれば良いか迷ってしまう需要家様もおられると思います。
食品工場でのコンプレッサーの選定のポイントは、以下のような点が挙げられます。

オイルフリーであることが必須条件

改正食品衛生法により食品を扱うすべての事業者にHACCPに沿った衛生管理の実施が求められるようになりました。オイル式コンプレッサーが食品工場の生産ラインで稼働すると、さまざまなリスクが発生し、品質管理に悪影響を及ぼす可能性があります。直接食品にブローする工程はもちろん、直接食品に当たらない自動機の場合でも電磁弁やエアシリンダーから排気されるエアーの中に含まれる油分が工場を汚染してしまいます。食品工場の場合「オイルフリー」であることが必須条件となります。

オイルフリーコンプレッサーを使用する場合の注意点

二次側の圧縮エアー中に油分が含まれないオイルフリーコンプレッサーは非常に食品工場の生産工程にマッチしたコンプレッサーですが、使用するにあたり注意する必要があります。

01給油式にくらべ、空気量が少ない

オイルフリーコンプレッサーは給油式に比べて空気量が1割~2割空気量が少ないです。給油式からオイルフリーへの切り替えをお考えの場合は、使用する工程や生産機械のユーティリティ仕様を確認し、十分なエアー量を供給できるものを選定しましょう。

食品工場男性

02設置環境と管理

オイルフリーコンプレッサーは給油式コンプレッサーに比べ設置環境にはより配慮する必要があります。給油式コンプレッサーは油冷のため、設置環境が厳しくても故障しない場合がありますが、オイルフリーコンプレッサーの場合は最悪の場合、本体ロックに至る事があります。オイルフリーコンプレッサーの場合は排熱処理を確実に行い、コンプレッサーの雰囲気温度を40℃以下にキープする必要があります。一方、そこさえ抑えられれば、日々のオイル管理から解放されるため、日常管理の手間が軽減されます。

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03排出ドレンの管理

圧縮空気に含まれる水分が結露して液状になったものをドレンと呼びます。給油式コンプレッサーの場合は、ドレンの中にオイルが含まれますので、通常の下水処理ができません。産業廃棄物として廃棄することになります。
これに対して、オイルフリーコンプレッサーの場合、排出されるドレンには、コンプレッサー由来のオイルは含まれません。オイルフリーコンプレッサーから排出されるドレンは下水処理が可能なので排出ドレンの管理から解放されます。
※但し、ドレンを工業排水として廃棄する場合はドレンに含まれる油分が法律・法令で定められた値であることを証明し自主管理する必要があります。

オイルコンプレッサーと給油式コンプレッサーのドレン比較

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まとめ

食品工場でコンプレッサーの購入を検討されている方は、これらの内容をご確認の上、購入されることをお勧めします。

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