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2023/07/30

荷崩れ対策に最適!荷崩れ防止剤塗布システムとは?

運送業務において重要なことの1つとして、荷崩れ防止対策が挙げられます。荷崩れ防止にはさまざまな方法がありますが、実情にあわせて最適な方法を選ぶ必要があります。今回は荷崩れ防止の重要性と主な方法、その方法の中でも特におすすめの荷崩れ防止対策について解説していきます。

 

輸送時の荷崩れ防止対策の重要性

輸送時の荷崩れ防止対策の重要性

荷崩れとは、トラックなどで運搬中に荷物のバランスが悪くなって、固定されていた荷物が崩れてしまうことです。一般的には荷物の積み方が悪かったり、重心に偏りがあったり、乱暴な運転をすると荷崩れを引き起こしやすくなりますが、適切な対応をしているつもりでも悪い条件が重なって荷崩れを起こしてしまうことがあります。

荷崩れが起きると、トラックから荷物が落下して、他の車や歩行者に被害を及ぼす可能性があり、重大事故を引き起こす可能性もあります。重大事故が起きると、ドライバーや運送会社にも過失が問われることもあるので、荷崩れを防止することは運搬業務の中で重要な要素となっているのです。

 

荷崩れ防止対策の種類は?それぞれの特徴は?

荷崩れ防止対策の種類は?それぞれの特徴は?
荷崩れ防止にはさまざまな種類があります。代表的な方法は、以下3点です。

  • ● ストレッチフィルム包装
  • ● ホットメルト塗布
  • ● 荷崩れ防止剤塗布

 

ストレッチフィルム包装

レッチフィルム包装とは、荷物に薄いビニールのフィルムを巻き付けることです。フィルムで複数を梱包材をぐるぐる巻にするので、輸送中の荷崩れ防止に高い効果を期待できる方法です。

ストレッチフィルム包装のメリット
  • ● 荷ほどき時にパッケージ表面が破損しにくい
  • ● あらゆる荷姿に対応できる
  • ● 防水・防塵効果が高い

 

ストレッチフィルム包装のデメリット
  • ● 使用後に大量の廃棄物が発生する
  • ● 必要な分だけ荷ほどきした後に再度包装が必要になる
  • ● ストレッチフィルムの価格高騰によりコストがかかる

 
ストレッチフィルム包装は、パッケージの破損がなく、あらゆる荷姿に対応できるメリットがある一方で、大量の廃棄物が出てしまいます。SDGs等の影響で環境負荷への対応が一層叫ばれている中で、大量の廃棄物に対する解決策がないことは大きなデメリットといえるでしょう。また、ストレッチフィルムの価格高騰によって、コストもかかる手法になっています。

 

ホットメルト塗布

ホットメルトとは、熱可塑性ポリマーを主成分とした接着剤のことです。常温では固体ですが、加熱すると溶融して、塗布した後に冷却することで短時間で固化する特徴があります。この特徴を生かして、さまざまな分野で接着剤として用いられていて、高い荷崩れ防止効果があることからパッケージの固定にも利用されています。

 

ホットメルト塗布のメリット

 

  • ● パッケージに塗布するだけなので手軽
  • ● 使用後に廃棄物が発生しない
  • ● 必要な分だけ荷ほどきできるので荷ほどきが手軽

 

ホットメルト塗布のデメリット

 

  • ● 荷ほどきの際に接着剤がパッケージを破損することがある
  • ● 荷姿を選ぶ(箱形・袋形以外のパッケージには不向き)
  • ● パッケージの防水・防塵はできない
  • ● ホットメルトの価格高騰によりコストがかかる
  • ● 塗布設備の導入にコストがかかる
  • ● ホットメルトの材料はリサイクルできない

 
ホットメルト塗布は、手軽な荷崩れ防止対策ですが、パッケージの破損リスクがあったり、形状を選ぶところがあったりするのがデメリットとなっています。また、ホットメルト自体のコストに加えて、塗布設備導入にもコストがかかるので、コスト面でもデメリットの大きい解決策となっています。

 

荷崩れ防止剤塗布

荷崩れ防止剤とは、水溶性接着剤によってパッケージ間を固定して荷崩れを防ぐものです。株式会社A&Cサービスが導入を支援する「パレタイズグルー塗布システム」で用いる接着剤だと、水平方向への滑り込みに強いので、工場内のフォークリフト搬送時やトラックなどで輸送するときの振動、傾きによる荷崩れリスクを大幅に軽減可能です。一方で垂直方向への接着力が弱いので、荷ほどきなどの取り外しは簡単にできます。

 

荷崩れ防止剤塗布(パレタイズグルー塗布システム)のメリット
  • ● パッケージに塗布するだけなので手軽
  • ● 使用後に廃棄物が発生しない
  • ● 必要な分だけ荷ほどきできるので荷ほどきが手軽
  • ● 荷ほどき時のパッケージ破損がほぼ起きない
  • ● 材料コストや設備コストが比較的安価
  • ● 水溶性接着剤なのでリサイクル可能

 

荷崩れ防止剤塗布(パレタイズグルー塗布システム)のデメリット
  • ● 荷姿を選ぶ(箱形・袋形以外のパッケージには不向き)
  • ● パッケージの防水・防塵はできない

 
荷崩れ防止剤は、ホットメルトと同様に手軽に扱えるメリットがあることに加えて、パッケージの破損リスクがほぼなく、材料コストや設備コストを比較的安価におさえられることがメリットとなっています。パッケージの形状を選ぶ必要がある点はデメリットですが、一般的な箱形、袋形には対応できるので、汎用的に使える荷崩れ防止策となっています。

 

効果抜群で環境にも優しい「パレタイズグルー塗布システム」を導入しよう

効果抜群で環境にも優しい「パレタイズグルー塗布システム」を導入しよう

数ある荷崩れ防止対策の中で、エコロジー、ローコスト、リサイクル可能、かつ設備の設置が簡単な「パレタイズグルー塗布システム」が最もおすすめの解決策といえるでしょう。

運送業者にとってはもちろんのこと、搬送先の事業者様、荷主の事業様、トラックドライバー、そして環境負荷の点も加えて関係者がWIN-WINになれる優れたソリューションです。

「効果的な荷崩れ防止策を採用したい」「手軽でコストのかからない方法を探している」。このようなお客様は、ぜひ「パレタイズグルー塗布システム」をご検討ください。

株式会社A&Cサービスでは、「パレタイズグルー塗布システム」の導入をサポートしています。導入についてのご相談なら、まずは株式会社A&Cサービスまでお問い合わせください。専門のスタッフがすぐに対応いたします。

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