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2023/11/22

エアコンプレッサーがうるさい!【原因と対策】

「エアコンプレッサーの音がいつもよりもうるさい感じがする」。もしかしたら、その音は故障の予兆かもしれません。今回はコンプレッサーの音がうるさい原因と対策について解説していきます。

 

エアコンプレッサーの騒音レベルはどのくらいが普通?

騒音レベルは、dB(デシベル)という単位で表されます。実際の音とdBの目安は以下の表のとおりです。

40dB:静かな住宅地
50dB:エアコンの室外機
60dB:普通の会話やチャイムの音
70dB:掃除機やヘアドライヤー
80dB:電車の車内で感じる音

なお、人間が感じる騒音レベルは10dBで約3倍、20dBで約10倍、30dBだと約30倍になります。

ではエアコンプレッサーの音はどのくらいが正常なのでしょうか。エアコンプレッサーには主に3つのタイプがあり。それぞれのタイプで平均的な騒音レベルが異なります。

  • レシプロ式(ピストン式):レシプロ式は空気をピストンで圧縮する方式で、一般的かつ安価なタイプです。高い出力と耐久性があるものの、振動や摩擦が多く発生するため騒音も大きくなります。一般的な騒音レベルは65~70dB以上です。
  • スクリュー式:スクリュー式は空気を2つのねじ状ローターで圧縮する方式です。安定した連続運転が可能であり、レシプロ式より騒音レベルは低くなります。一般的な騒音レベルは60~65dBです。
  • スクロール式:スクロール式は空気を2枚の渦巻き形状(スクロール)ディスクで圧縮する方式です。静音性に優れていて、一般的な騒音レベルは40~60dBです。

正常な範囲でコンプレッサーがうるさいと感じるのであれば、以下3つの対策がおすすめです。

  • 防音ボックスを使用する:防音ボックスとは、防音性能を有しながらコンプレッサーを収納できる箱のことです。防音ボックスは、吸音材や防音材を活用して自作することも可能ですし、レシプロ式コンプレッサーのように騒音が大きいコンプレッサーだと、パッケージレシプロといった防音箱がセットになった商品もあります。
  • 防音パネルを設置する:コンプレッサーを置いている場所の周囲を防音パネルで囲うことでも騒音を低減できます。防音パネルも自作可能ですが、専門事業者に依頼して適切な素材でできた防音パネルを設置してもらう方法もあります。確実に騒音をおさえたいのであれば、防音パネルはおすすめです。
  • 消音装置をつける:コンプレッサーの本体に消音装置を設置する方法のも選択肢の1つです。消音装置にはさまざまな素材がありますが、使用目的にあわせて適切な素材を選ぶことで、騒音レベルを抑制することが可能となります。

 

エアコンプレッサーが通常よりもうるさい原因は?

エアコンプレッサーが通常よりもうるさい原因は?

上記のとおりエアコンプレッサーはタイプによって騒音レベルは異なります。しかし通常の騒音レベルを超えた異常音がある場合は、故障の予兆かもしれないので要注意です。

たとえば、以下のような音が鳴っていると故障の可能性を考える必要があります。

  • キーキー音:コンプレッサーのモーターが動いているときにキーキーと音がなる場合は、ベアリングの摩耗して悲鳴をあげている可能性があります。
  • ブザー音やクリック音:「ピーッ」というブザー音や「カチっ」というクリック音は配線の緩みや電気的な問題がある考えられます。
  • ガタガタ音:ガタガタという音は、部品の緩みやエアフィルターの不適切な取り付け、ダクトの振動などが考えられます。

 

故障が疑われる場合はすぐに対処しよう

故障が疑われる場合はすぐに対処しよう

上記のような異常音がしている場合は、ただちにコンプレッサーの運転をやめて原因を特定しましょう。放置したまま運転を続けると重大な事故につながる可能性があるからです。

その上で原因を特定して、必要に応じて部品を交換するか、コンプレッサー本体をまるごと交換するようにしましょう。

なお、異常音の原因特定には専門的な知識が必要になるので自社だけでやるのは困難です。ですので、速やかに専門業者を呼んで点検してもらうことをおすすめします。

「すぐに専門業者が見つからない!」とお困りの方は、株式会社A&Cまでお問い合わせください。エアコンプレッサーのプロがお客様のご相談を承ります。

 

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この機会にエアコンプレッサーのサブスクもご検討ください

この機会にエアコンプレッサーのサブスクもご検討ください

エアコンプレッサーの異常音は重大事故の予兆かもしれません。騒音が発生した場合は速やかに対処をするようにしましょう。また、異常音が発生しないように定期的にメンテナンスを実施することも重要です。

「そうは言っても、定期的なメンテナンスは手間もかかるし大変!」

このようにお悩みの方におすすめなのが、株式会社A&Cが提供するエアコンプレッサーのサブスクサービスです。

A&Cのサブスクサービスは、エアコンプレッサー本体を月額払いで利用できるだけでなく、定期的なメンテナンスが付帯しているので、常にベストコンディションでコンプレッサーを利用可能です。また、契約更新時には最新のコンプレッサーに入れ替えて利用できるので、コンプレッサーの劣化に頭を悩ませることもありません。

さらに買うよりもお得に導入できるので、初期費用をおさえたい人だけでなく、エアコンプレッサーにかかるトータルコストをおさえたい事業者様にもおすすめです。

 

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