大学・研究機関におけるエアコンプレッサーの用途
大学や研究機関におけるエアコンプレッサーの用途として、以下2つが挙げられます。
・検査装置の駆動
・実験
検査装置の場合、圧縮空気の冷却装置や、試験検査用の装置、理化学分析装置の動力として圧縮空気が使われます。また、流体工学の実験などで圧縮空気を利用するためにエアコンプレッサーが使われることもあります。
大学・研究機関におけるエアコンプレッサー選定のポイント
大学・研究機関におけるエアコンプレッサーの選定ポイントとして、以下3つが挙げられます。
・エアの品質
・ドライエア
・騒音・振動
大学や研究機関で使われる圧縮空気には高い品質が求められます。圧縮空気の品質が悪いと、試験機や計測器に悪影響をおよぼしてしまうからです。また実験の精度が求められる場面でも、圧縮空気の品質は重要になります。クリーンで高い品質の圧縮空気を実現するためには、空気に油分を含まないオイルフリーコンプレッサーの使用がおすすめです。給油式のエアコンプレッサーの場合でも、エアフィルターを組み合わせてオイルフリーに近い品質を実現することも可能です。
さらにドライエアを用いることで、ドレン対策になります。ドレン対策をしないと、ドレン水が機械に悪影響を及ぼしてしまいます。また、空気の温度や湿度は季節によってばらつくので実験にも影響が出てしまうでしょう。エアドライヤーを使えばドレン対策になると同時に、季節に関係なく一定の品質で圧縮空気を供給できるようになります。
大学や研究機関は、事務所の近くで稼働するケースも多く、騒音や振動をおさえることも重要です。騒音や振動をおさえた静音式のエアコンプレッサーなら、必要なタイミングで必要なだけ試験を実施できるようになります。
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