包装・梱包・物流包装におけるエアコンプレッサーの用途
包装・梱包・物流包装におけるエアコンプレッサーの用途として、以下4つが挙げられます。
・ダンボールの製函機・封函機
・自動テープ貼付機
・ラベル自動貼付機
・シュリンク包装機
ダンボールの製函機・封函機
包装・梱包における圧縮空気の代表的な用途がシート状のダンボールを開いて形をつくる製函機です。また、製品を梱包したあとに蓋を閉じて封函するための封函機でも圧縮空気が用いられます。
自動テープ貼付機
梱包のときに使用するテープを自動で貼り付けるための自動テープ貼付機でも圧縮空気が使われます。
ラベル自動貼付機
梱包した箱にラベルシールを貼るためのラベル自動貼付機にも圧縮空気が利用されています。シリンダーでアームを押し付けるタイプ、エアでラベルを吹き付けるタイプ、ローラーで押さえるタイプなどがあり、用途にあわせて使い分けられています。
シュリンク包装機
商品の密閉や汚れ防止の目的で透明のフィルムで覆うためのシュリンク包装機でも圧縮空気が使われています。フィルムをカットするためのカッターがエアによって駆動しています。
包装・梱包・物流包装におけるエアコンプレッサー選定のポイント
包装・梱包・物流包装におけるエアコンプレッサーの選定ポイントとして、以下4つが挙げられます。
・ライン全体のエア使用量・耐久性・ドライエア・騒音・振動
包装・梱包の場面で最初におさえるポイントは、ライン全体のエア使用量です。エア使用量に応じてエアコンプレッサーに必要とされる出力(馬力)が変わってくるからです。ラインのスピードを落とさないためには、ラインで求められる最大空気量を把握した上で、さらにバッファを持たせておくと安心です。
続いて耐久性も重要です。物流包装の場面では、ラインが止まってしまうと操業に大きな影響が出てしまうからです。エアコンプレッサーは包装設備の肝なので、トラブルを未然に防ぐためにも耐久性に優れたコンプレッサーを使いましょう。
ドレン対策をしたドライエアも必要となります。ドレン水が発生すると、機械設備やシリンダ等にドレン水が付着してトラブルの元になるからです。
住宅地で稼働させたり早朝や深夜に稼働させたりする場合は、騒音や振動をおさえることも重要です。騒音や振動をおさえた静音式のエアコンプレッサーなら、周囲環境に悪影響をおよぼすことなく工程を稼働させられます。
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